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刃先振れ調整式鋳鉄加工用正面削りカッタ

WSF406W

低抵抗と調整機構が生み出す新世代の高能率鋳鉄加工

低抵抗インサートと刃先振れ調整機能が良質な仕上げ面と生産性を生み出す

低抵抗を生み出す究極のインサート

独自開発「両面Z形状」インサートは従来ポジ・ネガインサートの特長を融合し、ネガ(両面)インサートながら低抵抗かつ切れ味の良さを実現しました。また、鋳鉄加工時に発生しやすいコバ欠けを抑制するC面形状を採用しました。

低抵抗インサートと刃先振れ調整機能が良質な仕上げ面と生産性を生み出す

利便性のよい刃先調整機構

コストパフォーマンスの良いM級インサートでありながら、正面振れ0.010mm以下の刃先調整が可能で、幅広い切込み量や送り量に対してRa1.6μm以下を実現します。

幅広い切削条件で高精度な加工が可能

より高精度をより簡単に

ねじの回転で調整可能な、取り扱いしやすい刃先調整機構を採用しています。
調整機構の部品もセット品となっており、交換が簡単です。

C面形状によるコバ欠け抑制

インサートコーナ部をC面形状にすることで、被削材のコバに厚みを持たせ、強度を高くすることで、クラック発生を抑制します。

ワイパーインサートの上手な使い方

● WSF406Wは調整機構により、一般インサートのみで良好な仕上げ面を得ることができますが、ワイパーインサートを使用することで、高精度な正面振れを設定せずに、良好な仕上げ面を得ることができます。この時、ワイパーインサート搭載時の一般インサート振れ精度は0.04mm以内を目安に設定してください。

● ワイパーインサートは1枚で十分な仕上げ面を得ることができます。
ただし1回転当たりの送り量が5.0mm/rev以上の場合は、2枚以上のワイパーインサートをカッターボディ内で等分な配置になるように取り付けてください。複数ワイパーインサート間の振れ精度は0.003mm以内に設定してご使用ください。

FC300 切込み・送り量条件別仕上げ面比較

幅広い切込み量や送り量に対してRa1.6μm以下を実現します。

FC250 ワイパーインサート使用仕上げ面比較

従来品と比較し、良好な仕上げ面精度を実現します

鋳鉄転削加工用CVDコーテッド超硬材種 MC520

ねずみ鋳鉄加工用にコーティング層の耐剥離性を向上

耐剥離性の向上

コーティング層の最適化、超硬母材との密着性を向上させることにより、切れ刃の塑性変形を抑制し、コーティング層の耐剥離性に優れ、工具寿命の延長を実現しました。

転削加工用コーテッド超硬材種 MV1020

ダクタイル鋳鉄加工に進化した耐摩耗性と耐熱衝撃性

独自技術による新しいコーティングプロセスにより、Al含有比率を高めても結晶構造が変化しないAl-Richコーティングを開発し、高いAl含有比率と高い被膜硬さを実現しました。
皮膜硬さに加え耐酸化性も大幅に向上させたことで、極めて優れた耐摩耗性を実現しました。
また、極めて熱に強く、乾式切削はもちろん従来熱亀裂の発生しやすかった湿式切削においても、優れた加工安定性を実現しました。

転削加工用コーテッド超硬材種 MV1020

FC300 耐摩耗性比較

MC520は普通鋳鉄の加工において優れた耐摩耗性を発揮します。

FCD700 耐摩耗性比較

MV1020はダクタイル鋳鉄の加工において優れた耐熱衝撃性発揮し、工具寿命の向上を実現します。

パンフレットの裏面下の年月付の最新情報です。最新情報については総合カタログ及びWebカタログをご参照ください。