新製品情報

　三菱マテリアル株式会社　加工事業カンパニー（カンパニープレジデント：小原和生 住所：東京都千代田区丸の内）は、鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種“MC6100シリーズ”インサートに耐欠損性に優れる新材種「MC6135」 643アイテムを含む合計1300アイテムを追加し、4月15日より順次販売いたします。
※「MC6135」295アイテム、「MC6115」284アイテムは4月15日、「MC6135」396アイテム、「MC6125」325アイテムは7月1日より販売予定です。

　鋼旋削加工用CVDコーテッド材種“MC6100シリーズ”インサートの特長

　「MC6135」は連続切削から断続切削を含む加工までの幅広い加工条件に対応できる材種です。耐欠損性を必要とする断続加工に推奨するとともに、弊社従来材種に比べ連続加工での耐摩耗性も向上させました。工具欠損による加工停止を抑え、生産性を向上させることが出来ます。

　「MC6125」は鋼旋削加工の第一推奨材種として連続から断続まで幅広い加工に対応した工具材種です。

　「MC6115」は高速加工での耐摩耗性に優れた工具材種です。安定した加工での工具寿命延長、加工能率向上に効果を発揮します。

鋼旋削加工用CVDコーテッド超硬材種“MC6100シリーズ”インサートの主な特長は、以下の通りです。

1.   “Super”ナノテクスチャーテクノロジーで緻密かつ均一に結晶を成長させることにより、高い耐摩耗性を発揮。
    
2.   コーティングの付着強度を向上させる新しい結合相“Super TOUGH-Grip”テクノロジーにより、密着力が向上し、コーティング剥離を抑制。
    
3.   コーティング層の引張り応力を緩和することにより、刃先不安定加工時の衝撃による亀裂進展を抑制。 “MC6100シリーズ”は従来品に対して引張り残留応力を80%低減。​​​​​​