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高送り加工用両面インサート式ラジアスカッタ

WJXシリーズ

切れ味と安定感がさらなる高能率加工を実現

高能率加工でも安心して 使用できる経済的な工具

高能率加工「高送り」と「高切込み」どちらも得意な工具、両面インサートの経済性に加え、多機能性も十分備えた工具、切れ味が良く、切削音も静かで長寿命が望める工具。
そんな「高能率加工でも安心して使用できる経済的な工具」を合言葉にWJXは生まれました。

安心を実現する切れ刃設計

強固なクランプシステム

ダブテイル構造により、インサートの浮き上がりを抑制し、クランプ駒なしで安定したクランプを実現します。 

ランピング加工に対応した逃げ面形状

独自逃げ面形状は、ネガインサートの経済性、高強度とポジインサートの切れ味、多機能性を融合しました。

さまざまな加工形態に対応

1. 正面削り加工 2. 肩削り加工 3. 溝加工 4. ランピング加工 5. ポケット加工 6.ヘリカル穴あけ加工

インサート

強固なインサート

厚みを増すことでインサートの欠損および本体の破損を防止します。

インサート

独自切れ刃稜線により切りくず処理が良好

独自切れ刃稜線は、コンパクトなカール状の切りくずを生成させ、工具本体やチップコンベアの切りくず詰まりを抑制します。

WJXシリーズの選択方法

使用する工作機械について
高送り加工で実際に加工できる切削条件は工作機械の剛性や出力に依存します。
推奨切削条件表を参考に切削条件を調整してご利用ください。
シリーズ選択の際は下図をご参考の上、工具突き出し量や主軸出力を考慮してご選択ください。

WJXシリーズの選択方法

多刃化と多機能性

WJXシリーズは刃数と最大ランピング角度のバランスに優れており多機能加工において高い能率での加工が可能。
多刃化と多機能性

コーティング

転削加工用コーテッド超硬材種 MV1020

Al-Rich(アルミリッチ)コーティング
進化した耐摩耗性と耐熱衝撃性

独自技術による新しいコーティングプロセスにより、Al含有比率を高めても結晶構造が変化しないAl-Richコーティングを開発し、高いAl含有比率と高い被膜硬さを実現しました。
皮膜硬さに加え耐酸化性も大幅に向上させたことで、極めて優れた耐摩耗性を実現しました。
また、極めて熱に強く、乾式切削はもちろん従来熱亀裂の発生しやすかった湿式切削においても、優れた加工安定性を実現しました。
MV1020の推奨条件については、WJX09=P21、WJX14=P25を参照ください。

コーティング

ダクタイル鋳鉄FCD700 耐摩耗性比較

転削加工用PVDコーテッド超硬材種 MP6100 / MP7100 / MP9100 シリーズ

タフ-シグマ テクノロジー
TOUGH-Σ Technology

個々に優れたコーティング・技術の融合化(Σ)により強靭(TOUGH)さを実現します。

VP15TF

VP15TFは高い耐摩耗性と耐欠損性のバランスに優れたPVDコーテッド超硬材種で、安定した加工が可能です。

VP30RT

VP30RTは耐欠損性に優れ、ステンレス鋼の加工や一般鋼の強断続切削に最適です。

MC7020

鋼・ステンレス鋼転削加工用CVDコーテッド超硬材種

高速領域で発生するクレータ摩耗を抑制し高能率加工でも安定加工を実現します。

切削性能

合金鋼SCM440 耐摩耗性比較

MC7020は高速加工時の耐クレーター摩耗に優れます。

切削性能

パンフレットの裏面下の年月付の最新情報です。最新情報については総合カタログ及びWebカタログをご参照ください。