杉山 醇

 鋳鉄はブレーキディスクやデフケースをはじめとする自動車の足回り部品に古くから使用される金属である.近年,環境配慮や生産性向上を目的として,高能率加工および切削工具の寿命延長への要望が高まっている.鋳鉄部品においては,部材の軽量化・薄肉化が求められ,高強度に調質された鋳鉄の加工が増えてきており,切削工具の性能向上が求められている.

 これらユーザーの要望に応えることを目的として,当社は鋳鉄加工用新材種の開発を進め,2022年10月に鋳鉄旋削加工用CVD 材種「MC5100シリーズ」を発売した.

ツールエンジニア(2023年 6月号)掲載

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